新年 1月29日の新聞に『アマテラス』上演のお知らせが出て、すぐにチケットをネットで購入
6ヶ月待って、やっと今日行ってきました。
坂東玉三郎出演・演出 と 鼓童 の競演です
予約が早かったためか、E列 という前方の席
これはいいわ・・・と思っていたら、何と前から2列目でした
もう目の前で、玉三郎さんが舞い、鼓童の太鼓が鳴り響き、体全体で感じるひとときです
玉三郎さんの指先の美しいこと・・・
動きもたおやか・・・というか、美しい~
もちろんたたずまいもすべて美しい~
そして鼓童の太鼓の勇壮な音の波動が、舞台から、ビンビン伝わってきます
ストーリーは、神話のアマテラスとスサノオのお話です
天の岩戸に隠れてしまったアマテラスを何とか外へ出てこさせようと、岩戸の前で踊り、
音楽を奏で・・・アメノウズメが舞います
荒ぶるスサノオの目がブルーにキラリと光り、大きな太鼓を打つ息遣いまで聞こえてきます
鼓童の演奏は力強く、でも強さだけではなく、優しさもあり、鍛え上げられた肉体と
体力のすごさにビックリ・・・
よくあんなに長い時間、打ち続けられるなあ~と感嘆しきり・・・
音が途切れることがありません
全身全霊とは、このこと・・・という感じでした。
最後のカーテンコールは何回あったでしょう?
1階席のお客様は、最後はほぼ全員でスタンディングオベーションです
ホント・・・スゴカッタ・・・
感動の余韻にひたりながら外へ出ると、空はまるで秋の空のようでした