45年目 5月の花
本当は白い芍薬がほしかった。
私にとって、5月は白い芍薬の季節だから・・・
45年前の5月は、いつも身近に白い芍薬の花があった。
叔母が届けてくれたものだ。
だから、5月になると、白い芍薬をさがすのだけれど、紅い芍薬のほうが多い。
この神代植物園に行った時も、白い芍薬はつぼみだった。
45年、その人が生きた年数よりも長い時間が過ぎてしまった。
私もとうにその年齢を過ぎてしまい、子供達もその時の私たちよりも大きく成長している。
時間はいろいろなことを忘れさせてくれるけれど、思い出させてもくれる。
今日はそんな事を考えながら、ハンドルを握っていた一日でした。
合掌
by miyabi-4127
| 2010-05-19 18:52